XBMC LiveUSB 作り方

※バージョン9.11は以下を参照ください。
http://d.hatena.ne.jp/niero/20100306/1267889422

XBMCとは。
動画、音楽等の再生が可能なメディアプレイヤーです。
(単なるプレイヤーというよりはメディアセンターといったほうが良いかもしれません)
大抵の動画フォーマットの再生が可能で結構便利です。
元々XBOX(360ではない)を改造して高性能なメディアプレイヤーとして使える様にするソフトでしたが、今ではWindows,Linux,Mac等で使用できます。その中でもLinuxベースの物はLive版が配布されており、CD/USBから直接起動することが可能です。
前置きはこの辺で。

・XBMC(9.04)がブート可能なUSBメモリの作成手順
用意する物:USBメモリ 2Gも有れば十分です(消しても良い物で)
概略:XBMCのサイトからisoファイルをダウンロード。UNetbootinを使って起動可能なUSBメモリを作成。設定を書き換え。
※操作間違えるとPCが壊れるかもしれません。自己責任でお願いします。

1.以下XBMCサイトからLiveのisoファイルをダウンロード。
http://xbmc.org/download/
2.UNetBootinのダウンロード
http://lubi.sourceforge.net/unetbootin.html
3.USBメモリを接続。UNetBootinを起動し、Diskimageにチェックを入れ右側のボタンでファイルを選択。1で取得したXBMCLive.isoを指定。
TYPEがUSB Drive、Drive:が用意したUSBメモリのドライブである事を確認。
OKを押す。プログレスバーが100%にったらExitで終了。
4.USBメモリ内のsyslinux.cfgを編集(sakuraエディター等で)
boot=cd となっている所をすべて boot=usb へ変更する。

以上で完成です。
USBメモリで起動してみてください。
(USB起動方法はPC、マザー等の説明書を参照してください)
起動直後の選択ではNVIDIA/AMD/Intelの中からお使いのPCに搭載されているGPUにあわせたものを選択してください。

・日本語化
概略:適当な日本語フォントを用意。arial.ttfというファイル名でUSBメモリへ。フォントを差し替えるスクリプトを作成し、XBMC起動時に実行させる。
※上記で作成したUSBメモリを一度起動しておく事。

1.適当な日本語フォントを用意。arial.ttfというファイル名でUSBメモリへ。dotXBMC\skin へコピーしておく。
2.restart.pyというファイルを作成。
以下ファイル内容。(スペースはタブに置き換えてください)

import os
import xbmc
f = open( '/home/xbmc/tmp.txt', 'r+' )
s = f.readline()
if s != '1':
os.system('sudo cp /.bootMedia/dotXBMC/skin/arial.ttf /usr/share/xbmc/media/Fonts/arial.ttf')
xbmc.executebuiltin('XBMC.RestartApp()')
f.write( '1' )
f.close()

3.autoexec.pyというファイルを作成
以下ファイル内容。

xbmc.executescript('/.bootMedia/dotXBMC/scripts/restartapp.py')

4.restart.py、autoexec.pyをdotXBMC\scriptsへコピー

5.XBMC起動後、setting→UserInterface→Look&Feel→FontをDefaultからArialへ変更

以上で完成です。UIも日本語に出来ます。XBMCで設定してください。

かなり無理矢理日本語化しています。もっと良い方法があれば教えてください。イメージファイル直接編集できればもっと楽なんだけどなぁ・・・

pythonは始めて触りました。いまいちな内容ですが、ご指摘くださればうれしいです。